
ドイツ氣功ツアー

2日間の村松氣功セミナー参加者と集合写真

セミナーでの功法(気功体操)の様子 皆さんとてもリラックスして上手でした。

セミナー参加者全員にいっせいに氣を送るパフォーマンス
皆さんリラックスし氣が入りとても気持ちよさそうでした

2017.6.9 シュヴェッチンゲン庭園にて

2017.6.9 シュヴェッチンゲン庭園にある大きな木の前で氣を感じる先生
中部ホッケンハイムと南部アユシュテッテンの2都市で開催された個別の気功療法


セミナー最終日に4人で集合写真
アシスタントのカローラ・フォーグラーさんとシュテファン・ペトロヴィッチュ監督
2017ドイツ気功の旅
村松一夫先生のドイツにおける気功療法と集団講習は2017年6月9日から18日までの緑に映えた初夏に実施された。中部ホッケンハイムと南部アユシュテッテンの2都市で開催された個別の気功療法は、応募者多数により2日間の前倒しと人数制限を余儀なくされ、最終的に70名近いクライアントに対して一人50分の気功施術があてられた。11歳の女の子から90歳に近いご婦人、ガン患者から聾の聴覚障碍者に到る広い層から成る患者に対する劇的な施術効果が全員自らの感想により確証された。特記すべきは、治療の持続的効果が、帰国後の村松先生のところに届けられた患者数十名の感謝の言葉で再確認された事実である。気功療法を受けた者の中には自身が整体、美容、ヨーガ等を生業にする専門家が少なくなかった。彼らの職業上の知見からも「村松気功」の医療上の真正が承認された意義は大きい。気功療法のプロセスは、村松一夫先生並びに足裏を担当した倉田広太郎氏を招聘した、気鋭の映画監督、シュテファン・ペトロヴィッチュの撮影カメラにすべてが記録された。ドイツ内外で主に代替医療の国際会議を数千のフィルムに保存して啓発事業も展開するペトロヴィッチュ監督の次期のドキュメンタリー映画は、村松一夫先生の気功をカメラアングルに収めることが決定されている。昨夏のドイツ講習プログラムと2016年12月の日本撮影旅行の際の2度のデータが次回作に結実される。なお、監督の処女作『氣のミラクルパワー』は定評ある映画祭でオーデュエンス金賞を射止め、その日本語のDVD版が出版刊行される。また、国内上映の企画も進行中である。村松一夫先生のドイツ気功講習は、45名ほどが参加して、和気あいあいのうちに、練功や外氣発射等の多彩なメニューで滞在最後の2日間の幕を下ろした。村松先生は参加者一同から万雷の拍手と謝辞を受けた後、気功講習は先生自ら一人一人を祝福のハグでもって掉尾を飾った。
報告者:M. W.(通訳同行)
世界遺産のハイデルベルクにて

映画監督:シュテファン・ペトロヴィッチュ Stephan Petrowitsch


1968年、南ドイツ・バイエルン州のアウクスブルク生まれ。我々が歴史教科書で学ぶ慈善事業のフッガー家の生地で知られる。現在はアウクスブルクからほど遠くないブーフローエに在住。40歳ころまで健康に問題をかかえた人生が彼をスピリチュアルの学術的な関心へ駆りたてた。情報工学を修得し、銀行員を勤めた彼が、2006年、人間に内在する魂の霊性をカメラレンズに通して剔抉する仕事に転向したのは自然の勢いである。彼は、日本で言う「氣」を活性化させて自然治癒力を促す媒体作用を探求するために、ヨーロッパのみならず、海をわたって、自らの足で確かめ、ヨーガ行者、シャーマン、霊的宗教家、そして、日本や中国の気功師をロケ撮影する。
2011年夏、映画監督としてデビュー。第1作の『氣のミラクルパワー』は、2015年4月、Cosmic Cine映画祭の観客が選ぶ第1位の栄冠に輝いた。2017年現在、ドイツ語圏内で上映されたドキュメンタリーは32,000名の観客数を誇る。ペトロヴィッチュは、2017年、同じく映画をプロデュース始めたカローラ・フォーグラーと共同して、自らインドの「氣」の驚異的発露である「クンダリーニ」を覚醒させる講習会の開催に乗り出した。最新のゼミは2018年1月の北ドイツで盛況を得た。
彼の使命は、現地に直接に赴き、宇宙の大自然、西洋人の彼は「神」と呼ぶが、それは世俗宗教の神概念であるよりも、むしろ、量子力学が唱える人間の意識の創造力の意味であり、その生命エネルギーを天賦された「氣」の異才を観察し、「氣」の不思議を学際的に記録撮影する行動力に象徴される。年間を通しての国内外の旅行は、海外においては、南北アメリカ、アフリカ、南アジア、そして、最後は我が国にまで到達した。2016年12月の日本滞在は、厳寒の高野山、北九州、山陰、古都、関西、東京、そして、村松一夫先生の太田市を貫通して、ついには本場のクリスマスを極東の異郷で祝うまで続いた。
ドキュメンタリーの第2弾を制作する国外旅行は、昨年10月から年が明けた2018年2月までの数カ月に限るだけでも、スリランカ、バルカン3国、ロシアの広域まで及ぶ。インド再訪をもって、データ渉猟にピリオドを打つ予定であるが、インタビューの文字起こし、フィルムのカッティング、バッググランド曲や挿入歌の作業はすでに着々と進んでいる。新作は村松一夫先生をはじめとする我が国の代表的な気功師が総揃いする枠組みを成すことから、今年の末もしくは翌早春にヨーロッパで封切する日程目標に日本語版の早期編集も織り込まれる可能性がある。
映画『氣のミラクルパワー』
健康と病気は、我々の心を占める中心的な関心事である。映画『氣のミラクルパワー』は、それなくして生が存立しない「氣」の潜在能力にアプローチする。氣の高まりは自然治癒力を高め、健康と英気の増進につながる。
氣の旺盛なパワーは人間の智の本姓を自覚させる。氣の本場インドは「プラーナ」とか「クンダリーニ」の名称を冠すると言う。至高の力は病む身体を癒すだけにとどまらず、鮮烈な心的経験と意識の純化を経て、神秘的な霊的体験に到る作用を及ぼす。さらに、氣功の「氣」をドイツ語は「生命の力」と言い表すように、氣の力は日常を生きる個人を啓発して、社会の人間関係や仕事にも寄与する。「氣」の本質を問う、他に例を見ない出色のドキュメンタリー映画である。






『氣のミラクルパワー』
https://www.youtube.com/embed/PSdV_pV87-Q

